2014.02.27

東京マラソン2014 (3)

こうして、すでにスタート地点から尿意をこらえながら走っていたわけなんですが、東京マラソンでのトイレの選び方にはちょっとしたコツがあるように思うんです。
それは、「大小兼用」だけなのか「小専用」があるのか、その見極め。
ここに東京マラソンの公式トイレ一覧があるんですが、「大小兼用」しかないところに並んではイケナイ!
「大」なら仕方ないんですが、「小」だけなら、「小専用」に並んだほうが絶対に早いです。
待っているのは男性だけだし、回転が速いから10人位並んでいても数分内に自分の番が来ます。
祝田橋交差点手前の公衆トイレなんて、小便専用が16基もあるんで、狙い目中の狙い目ですな。
それに、周りに対して「大じゃねえぞ、コラ?小だぞ、コラ?なめんなよ?」アピールもできるじゃないですか!ww

まあ、今だからそう言えますが、事前に下調べをしておかなかったので、どこにそんなトイレがあるのか全然わかりません。w
どこか適当なところですいているトイレに寄ろうと考えながら走ってました。

と、そんな時です。
僕の脳裏に、昨年の応援に来た時に言ってた嫁さんの言葉がふと浮かんできました。
「地下鉄の階段を猛スピードで駆け下りてきてトイレに入ったランナーがいたよ。」

・・・む?
・・・そうか、地下鉄の駅にはトイレがあるのか。

これは穴場かも!(-ω☆)キラリ

どこの駅にトイレがあるのかは、知りません。
が、去年と同じく嫁さんが待ってる◯◯駅にあるのは確実。
走りながら早速嫁さんにTEL。
駅のトイレをチェックしてもらったところ、「一つしかないけど空いてるよ~」とのこと。
すぐに案内してもらえるように、嫁さんを地下鉄出入口に配置して準備OK!

目標の◯◯駅まで行くと、おー、嫁いるいる。w
嫁さんの案内で、ダッシュで階段を駆け下りてトイレに向かう僕。
男性用トイレは、身障者用の完全に個室のタイプでした。

ところが。

ノーーーーーーン!
使用中じゃーーーーん!
天はわれを見放したかァーーッ!

 

が、しかし!

程なく水を流す音が聞こえ、ドアオープン。
現れたニイチャンを突き飛ばすように中に入り、放尿開始ッ。(ごめん、ニイチャン。)
早く済ませてレースに復帰したいんですが、よほど溜まっていたんでしょうなあ、なかなか途切れない。(笑)
かなりの時間をかけて膀胱をすっかりカラにしてトイレを飛び出し、階段を目指して走りつつも、「長かったけど大じゃねえぞ?小だぞ?間違えんなよ?」とあたりを睥睨するのは忘れません。w

こうして最小限のタイムロスで復帰出来ましたが、それでも時計を見ると3分経っていました。
そしてこの3分は、結局最後まで取り返すことができなかったのでした。

(つづく)

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2014.02.26

東京マラソン2014 (2)

さて、スタートは9時10分なのですが、なんせ3万人からのランナーがいるので、後ろの方の僕がスタートラインを越えたのは、15分後の9時25分。
(昨年は最後尾で 23分後でした。)
スタート地点で舛添都知事探したけどいませんでした。
去年は、猪瀬さんいたのにね。

都庁からガード下を通って靖国通りへ。
この先、市ヶ谷あたりまではずっと緩い下り坂なんです。
なので油断してるとついついスピードが出過ぎるので、意識的にセーブしながら進みます。
でも、この区間、高揚しちゃうんだよなあ。w
ああ!東京マラソンが始まったゼ!って感じ。
見物人からの応援もスゴイですからね。

外堀通りを走り、飯田橋を南に皇居方面へ向かいます。
皇居を時計回りに回って日比谷あたりが 10キロポイント。
晴れていればまことに気持ちのよいロケーションなんですけど、空はどんよりして今にも雨が降り出しそうな雰囲気でした。

10キロくらいでは足の方は全然問題なく、まだまだ痛みも疲労もない状態。
ただ。。。
この辺りで確信したんですけど、やっぱり尿意がハンパねえ!
僕はもともとトイレは遠い方で、マラソン中にトイレに行ったことも一度もないんですけど、この下っ腹の感触は、この先何時間も我慢できるとはとても思えない。w

スタート直後から各所にトイレはあるんですが、どこも長蛇の列で、並んだら15分くらいはロスするんじゃないか?って感じ。
ただ、この先どこのトイレも列ができてるのは、過去の経験からわかってます。
が、中にはなぜか比較的空いているところもある。

「便所選択問題」
この時点で、これが僕の東京マラソン2014の一番の懸案事項となっていたのです。(笑)

つづく

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2014.02.24

東京マラソン2014 (1)

わはははは。
去年に引き続き二年連続で倍率10倍とも言われている東京マラソンに当選して「そんなところで一生分の運を使い果たしてどうする!?」と周りから罵倒されている、僕です。ww

行ってきましたよ、東京マラソン2014。
5時間切りを目標に臨みましたが、結果から言うと、昨年の雪辱を果たせました!
4時間53分27秒。
まあまあなんじゃね?
昨年は時間計算を間違えて、5時間00分05秒wwという、なんとも間抜けなタイムだったからなあ。。。

では、東京マラソン2014の参戦記を書いておきますね。

受付が当日ではなくて前日までなので、地方からの参加だとどうしても東京に一泊しなくてはならないんですが、僕は昨年と同じく、五反田の次女のところへ嫁さんと二人で泊まりました。(次女は大学の合宿で留守中。)
土曜日にビックサイトへ行って受付してきたんですが、それだけで結構足に疲労が。(笑)
地方在住者は普段ほとんど歩かないので、たまに歩くと非常に疲れるんですよ。(^_^;)

土曜日は早めに寝て、日曜日は5時半起床。
7時10分次女宅出発、新宿の会場についたのは、7時45分くらいでしょうか。
ウェアなんかは全部身につけてきたので、上着だけ脱いで荷物をバスに預けて、スタート場所に向かいます。
あ、そうそう、今回は予想タイム「5時間」で申し込みをしたんですが、スタートグループは、後ろから2番目の「J」。
昨年は最後尾の「K」だったから、一段階昇進だな。w

で、なんと!
昨年は使えた、スタート地点の横にあるトイレ(新宿公園のトイレ)が、今年は使えなくなってた!
ここは結構穴場で、混雑してなくて良かったのに・・・。
なので、大混雑のトイレに30分以上並ぶハメに。



並んでいるうちに、スタート締切時間(8時50分)が迫ってくるし、かなり時間的にはギリギリでしたね。
(間に合わない場合は最後尾スタートになります。)

しかし。。。情けない光景を見てしまった。。。
列に並ばずに、トイレの裏側の藪で用を足す輩が何人も。。。
イカンなあ。
外国からのお客さんも含め、何百人も見てるのにねえ。
ま、警官に見つかって怒られてたけどね。(笑)

トイレを済ませ、なんとかギリギリでスタート地点に並んだんですけど、いやー、寒い寒い!
今にも雨が降りそうな曇天で底冷えのする天気。
防寒のためにビニール袋をかぶっていたんですけど、それでも相当寒かったです。
そのせいか、なんか、微妙に尿意が。w
さっきしたばかりなのに。ww

こうして、下っ腹に若干の不安を抱えたまま、僕の東京マラソン2014はスタートしたのでした。

(つづく)

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2013.11.25

第16回ジュビロ磐田メモリアルマラソン

ジュビロ磐田メモリアルマラソン、ハーフの部に出場しました。
昨年に引き続き、二回目。
昨年は後半バテバテでタイム的には撃沈したものの、ロケーションや運営、そして応援してくださる街の方々の素晴らしさが忘れられなくて、リピーターです。(^^)

富士を5時45分出発、清水で友人を拾ってから東名で磐田へ。
8時前に現地入りできて、時間的にはちょうど良かったですね。
天気は快晴、特別寒くもなく風もなく、まさにマラソン日和。
昨年は風が強かったですからねえ。
坂もツラいけど、向かい風もツラいんですよね。(笑)

昨年は、ハーフが初めてで様子がわからず、17kmあたりで足が動かなくなりガクンとペースダウン。
最後の3kmくらいは歩くようなスピードで、結局、2時間15分というタイム。。。
今回はその反省から、「キロ6分で最初から最後まで」作戦。w
2時間切りなどという大それた野望は封印。ww


スタート直前

コースは、出だしはとゴール間際に多少のアップダウンがありますが、あとはずっと平坦で走りやすいです。
コース両側には、街の人や幼稚園児などが出て応援してくれ、チカラをもらえます。
これはホントにありがたい。
そんな中、時計を見ながら、キロ6分弱のペースで順調に進みます。

10キロ通過が、58分20秒。
ん?
いい感じじゃね?w

ところが、昨年と同じ、17kmあたりでペースを維持するのが相当キツくなってきました。
やっぱり練習不足なんだろうなあ。
でも、なんとかだましだまし、なるべくペースを落とさないように頑張って走ります。

で、10~20キロのタイムが、59分27秒。
よしよし、頑張ったな、オレ。(笑)

そしてそのままゴール。
結果は、2時間2分26秒。(ネット)

去年より10分以上縮めましたよ。
キロ当たりあと10秒短縮すれば、2時間切りも可能なんだけどな・・・。
でも、その10秒がキツいんだ!(笑)

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2013.05.27

第33回スポニチ山中湖ロードレース

昨日の日曜日、山中湖一周マラソンに参加して来ました。
一周で、13.6kmだそうで、なんとか走りきりましたがバテバテです。(笑)
高地であることと、気温が高かったこともあるのかもしれません。
タイムはこんな感じ。

image

キロ7分・・・情けない~。(笑)
ま、しかし、東京マラソン終わってからほとんど走ってなくて、ぶっつけ本番ですから、こんなもんでしょう。
暑かったしね。(言い訳w)
息は苦しくないけど、足が全然動かなかったです。

この大会、初めて出ましたが、かなり大規模でした。
ハーフの部を含めて、1万数千人の参加者がいた模様。
でも、会場(小学校)も広くて、運営はキチンとしていましたね。
駐車場も結構いっぱいあったように見えました。
私はバイクで行きましたが、行きはすいすい、帰りは渋滞、って感じでした。
帰りは集中しちゃうから仕方ないですな。

コースは途中かなりの上りがありますが、あとはだいたいフラット。
参加者が多いので、常に前後左右に人が居てちょっと走りにくいかな。
今回は練習不足で苦しんだので、次回はちゃんと練習してから臨むぜ~!

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2013.03.29

東京マラソン2013 (7)

いやー、仕事が忙しくて最終回を書いている暇がなかった。(^_^;)
早く書かないと忘れてしまう。(笑)
どこまで書きましたかね・・・えーと。
ああ、そうそう、40kmだ。あと2km。

40kmまでは自分でもビックリするくらい順調に走れたんですね。
多少の苦しさ、痛さはあったけれど問題になるほどでもなく。
このまま100kmまで走れんじゃね?わははは。みたいな。(笑)

が、残り2kmが予想外にキツかった。
急にガクンとペースが落ちちゃって。
橋のアップダウンで体力削られたのかな?
もしかすると、エネルギー不足だったのかも知れません。
ハンガーノックってヤツですかね。

でもゴールのビックサイトはもうすぐそこに見えてるし
ゴール間近になって今まで歩いていた人たちも走りだすし
なんか、活気づいてきて雰囲気は盛り上がってくるんですよ。

そんな雰囲気に押されるようになんとか2kmを走り、いよいよゴールへ!

三年前の屈辱のリタイアから、この瞬間を夢見て来ました。
僕は両手を挙げて、心からの笑顔でゴールラインを切りました。

辛かった練習。。。
真冬の寒い夜にも、たった一人で毎日毎日走りました。
足を故障して不安な日々をおくった時期もありました。
それでも歯を食いしばって頑張ってきた。。。
よくやったな、オレ。
エライぞ、オレ。(笑)

そんな想いが脳裏に去来し、熱い感動の波が一気に押し寄せて・・・

あ、あれ?
お、押し寄せて来ないぞ?

なんか、あっけないほど淡々としたゴールインでした。(^_^;)
別にさほど感動することもなく。
「あー疲れた。これで休める。腹減った。w」みたいな。

思ったより感激が薄くて、自分でもなんか釈然としないまま
嫁さんに報告の電話をかけました。

僕 「もしもし?あ、オレオレ。無事完走したよ~。」←普通に。
嫁 「あ、そう!良かったね!」
僕 「・・・う・・・う・・・うぐぐぐ~~」←号泣。(笑)

もうね、涙が止まんないんです。
自分でもビックリするくらい。

熱い感動、あるじゃねえか!
今頃押し寄せて来やがったよ。(笑)

いや、ホントに涙が止まらず困りました。
サングラスかけていて良かった。

しばらく隅っこで思い切り泣きw、落ち着いてきたので着替えへ。
今回僕は走っている最中はほとんど痛みを感じなかったですが、着替えのために座ったら、身体中の筋肉が硬直しちゃって、もう立てない。
やっぱりフルマラソンのダメージはハンパないですな。
なんとか足プルプルさせながら、宇宙生物のような珍妙な姿勢で立ち上がりましたけど、「生まれたてのバンビかよ?」と周りから突っ込まれるんじゃないかと思いましたよ。(笑)

こうして、僕の「東京マラソン2013」は終わりました。
支えてくれた家族、励ましてくれた仲間、ボランティアの皆さん、運営の方々、そして沿道で声をかけてくれたたくさんの人達。
本当にありがとうございました。

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2013.03.06

東京マラソン2013 (6)

浅草から銀座まで戻り、築地方面へ曲がると、いよいよゴールへ向けての終盤戦です。
ここからは橋が多くて、アップダウンが続くので、疲れているランナーにとって厳しいコースなんですな。

が!
築地の35kmポイントを過ぎても、僕は全然余裕あり!w
こまめに給水、給食をしてきたせいか、疲労感もほどんどなく、身体もまだまだ余力たっぷりな感じ。
ペースを上げろと言われれば躊躇なく上げられる状態。
(上げないけど。w)

残りは 7km。
このあたりで、完走できることを確信しました。
なんか、走っていて嬉しさが込み上げて来ましたね。
気分がだいぶラクになったせいか、このあたりからの記憶はだいぶハッキリしてる。
これ以前は記憶が飛んでる時間もあり。(笑)

応援の人も、終盤が苦しいのがわかっているのか、この区間が一番力強く声をかけてくれました。
名物のロッキーおじさん(毎年必ずラジカセ持参でロッキーのテーマを流してくれているオジサン)にも会えたし、高層マンションのベランダから応援してくれる女性にも感激したし。

ただ、橋の登り坂が続くと、歩く人がますます増えて走りにくい!
8割以上の人が歩いてましたね。
僕は余力あったとはいえ、やはり登り坂はキツかった。
でも、「できれば、歩かずゴールする」という目標に向かって走り続けました。

橋をいくつか越えているうちに、あっという間に 40kmポイントまで来ました。
ところが、このあたりからなぜか急激に足が重くなって来ました。
あと 2km、という安心感から緊張が解けてしまったのか、アップダウンで余力がなくなってしまったのか。
時間の方は、サブ5(5時間切り)は余裕だゼ、4時間50分くらいで行けるんじゃネ?みたいな感じだったんですが、10分の計算違いをしていたため、実は 5時間ギリギリって状況・・・ってのは後で知ったこと。(笑)

「フルマラソン」っていうと、さぞや苦しいだろうねえ、と思われるかもしれませんが、学生時代の持久走のような心肺的な苦しさはないですな。(速い人は知らないけど。w)
僕は今回 1kmを 7分のペースで走りましたけど、これ、やってみるとわかりますが相当ラクなペースです。
信号が点滅になったので横断歩道を軽く小走りに渡る、くらいのスピード?(笑)
でも、それが 40km続くと、足が棒のようになって思うように動かなくなるんですよ。

僕もそんな感じになって、走りの方は急に苦しくなったものの、まあ 2kmですからね。
ゴールのビックサイトも見えてたし。

というわけで、次が最終回、ゴール編です。(やっと。(笑))

つづく

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東京マラソン2013 (5)

いつまでたっても終わらんので、ちょっとハショリましょう。(笑)

さて、無数の歩いているランナーをジグザクに避けながら銀座から浅草へ向かいます。
25kmをすぎ、しばらく行くと。。。

やったー!雷門!



さらに、スカイツリー!
天気が良くて最高だ。
テンションあがるぜぇ。w



あ、これらの写真からでも人の多さがわかるでしょう?
抜きたくても抜けないんですよ。( ;∀;)

浅草で折り返してしばらく行くと、30kmポイント。
タイムは、3時間32分。(キロ 7分4秒)
おお?
キロ7分という目標ペースより遅れてます。

が。。。
これは今だからそう言えるんで、実は走っている最中は目標ペースより速く走っていると思い込んでました。(^_^;)

30kmあたりで、「5時間30分」というペースメーカーに追いつきました。
ペースメーカーは男女それぞれ2~3人いて、皆若い人でしたね。
大学の陸上部かなにかかなあ?

僕はこの時点でなぜか、「このペースメーカーと一緒にいけば、5時間(ネット)を切れる!」と思っていたんですが、33分遅れでスタートしたんだと勘違いしてたんですね。
「9時33分スタート」と「23分遅れでスタート」がごっちゃになっちゃたんでしょうな。
で、このペースメーカーと一緒にのんびり走っていた結果。。。

pace

30~35kmのペースが 7分30秒。(笑)

で、浅草で折り返し銀座へ戻る途中で、25km関門の制限時間のタイミングを反対車線から見ることができました。
スタッフや観客が、
「あと一分~~!」「頑張れ~~~」「急げ~~!」
と口々に叫び、
ランナーも必死の形相でスピード上げる人、走りたいけど疲労困憊で走れない人、どこか痛めて足を引きずる人。。。
それを見て、すれちがう僕らも思わず「頑張れッ!」と声が出てしまいましたね。
僕も経験有りますが、関門で止められる、ってのは悲しいものなんですよ。
あー走りきれなかった・・・というモヤモヤが胸に残って消えないんですよね。
関門に引っかかった方、ぜひリベンジして欲しいと思います。
絶対できます!

さて、銀座まで戻り築地方面へ左折すると、すぐに35kmポイント。
いよいよレースは終盤です。

つづく

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2013.03.02

東京マラソン2013 (4)

品川で折り返して、銀座の手前に 20kmポイントがあります。
この通過タイムは、2時間18分。(キロ6分54秒。)
途中、嫁さんとラブラブ写真撮ったりしていたのでちょっと遅れ気味ですね。(笑)

さ、ここからいよいよハイライトの銀座~浅草区間へ入っていきます。

これがちょうど銀座を走っている時ですな。
いやー、やはりギャラリーはすごい数でしたね。

んで、確かこのあたりに最初の給食ポイントがあったんですよ。
何があるのかはよく知らないで近寄って行ったら、バナナとパンがあったのでパンをゲット!(チョコパンでした)
時間はちょうどお昼頃で、お腹がすいてきたところだったので旨かったっすね!(^^)
だけどあれだね、パンってのは走りながらは食べにくいね。
水分と一緒じゃないと、モソモソしちゃって飲み込めない。

教訓 : パンは走りながら食うな。

あ、そうそう、今回はバナナの他にもトマトがあるって聞いてたんだけど、結局最後までお目にかかれませんでした。
トマトは嫌いだから構わんけど。(笑)

この時点では体力的にはまったく問題なし。
疲労感ほとんどなく、気力も充実していて、
「銀座の大観衆にオレ様の熱い走りを見せてやるゼ、わはははは。」 てな感じだったんですが、
この直後、僕の行く手に思いもよらぬ大障壁が立ちはだかっていようとは、夢にも思ってませんでした。。。。

それは・・・・。

多数の歩いている ゾンビの群れ ランナー。w
20kmを過ぎたあたりから、走れなくなって歩き出すランナーが急激に増えてくるんですよ。
これはスゲー走りにくいです。
一人二人じゃなくて無数に歩いているので。(笑)
僕も、初マラソンの時には20km以降歩きっぱなしだったので気持ちはわかりますけどね。
ただ、歩くのなら、端っこ歩いてくればいいんですけど、真ん中歩いている人が多いので。。。

ランナーってのは本能的に最短距離を直線で走ろうとするものだと思うんですが、前に歩いている人がいると左右に動いて避けなくてはならないでしょ?
それでも、人が多すぎてうまく避けられなくて、スピードダウンを余儀なくされたり。
これが肉体的にも精神的にも、かなりストレスになるんですよ。
僕は一番最後からスタートwしたので、特にそれを感じたかもね。

というわけで、コース取りに必死で、せっかくの銀座通りを楽しむ余裕のない僕なのでした。(笑)

つづく

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2013.02.28

東京マラソン2013 (3)


まだ10kmなのに、ヤバい、右膝が痛くなりそうだ!

三年前、初フルマラソンでしこたま痛めた右膝が完治しないまま東京マラソン2010に出場し、案の定たった3kmで膝が痛み出して走れなくなり、結局15kmの関門に引っかかってリタイア、という悪夢が頭のなかに鮮やかに蘇りました。

今回もリタイアか・・・・。

が、しかし!
こんなこともあろうかと、
今回は「ロキソニン」(痛み止め)を持参してきたのですよ。
わはははははは。



なんか邪道っぽいような気もしたんですが、調べてみると痛み止めを飲んで走ってる人って結構多いんですね。

ということで、ここでロキソニンを一錠服用。
飲めばすぐ効く、ってわけじゃないですが、安心感を得られるし、実際にしばらく走っているうちにいつの間にか足首の痛みは消えてました。
膝の違和感は結局最後まで残りましたけど、痛くて走れないって状態にはならなかったので、これもロキソニンのおかげかも。( ´艸`)

痛みの心配がなくなったところで、気になってくるのはタイムですね。 時計を見ると、10km通過が1時間7分。
キロ6分44秒・・・計算通りのペースです。(^^)
ここから品川の折り返しまでは、比較的単調なビル街が続きます。
見どころは途中で現れる、東京タワーかな?

折り返し近くの泉岳寺で、嫁さんが待っているハズなのでキョロキョロしながら走っていると。。。



おー、いたいた。w
恥ずかしいから小さい写真で。ww
ここで、嫁さんが持ってきたバナナなんかを食べてエネルギー補給。
実は今回、食べ物を持って走ろうかどうしようか、だいぶ迷ったんですが、
・15km手前に嫁さん配置
・20km過ぎればオフィシャルの給食&私設エイドがある
ということで、ジェルなどの食料は持ちませんでした。
結果的に、それで十分でしたね。

品川で折り返してもう一度嫁さんの顔を見てから銀座方面へ進みます。
三年前は折り返し手前で関門に引っかかりバスに収容されたので、ここからはホントに未知の世界。
足の痛みも気にならなくなったし、このあたりはホントに東京マラソンを走れる喜びを感じながら進んでいました。

東京マラソンの何がスゴイって、やはりなんと言ってもギャラリーの多さ、でしょうね。
この品川あたりがコースの中では一番淋しい感じなんですけど、それでも道の両側に途切れることなく応援してくれる人がいて、その声と笑顔が本当にランナーのチカラになります。
中には面白いことを言う人もいて、走りながら笑っちゃうことも。(笑)
ハイタッチも何回したことやら。(笑)

でも、そういうのがフルマラソンのツラさを忘れさせてくれるんです。
東京マラソンは仮装も話題になりますけど、あれも、走る側と応援する側の好循環スパイラルを生み出すチカラになってますな。
噂の「キリスト」様としばらく並走しましたけど、応援がハンパないですもん。w



あと時事ネタの「いん石」もお客さんにウケてた。ww

 

さあ、いよいよレースは中盤へ!
(あと何回続くんだよ?w)

つづく

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