東京マラソン2014 (3)
こうして、すでにスタート地点から尿意をこらえながら走っていたわけなんですが、東京マラソンでのトイレの選び方にはちょっとしたコツがあるように思うんです。
それは、「大小兼用」だけなのか「小専用」があるのか、その見極め。
ここに東京マラソンの公式トイレ一覧があるんですが、「大小兼用」しかないところに並んではイケナイ!
「大」なら仕方ないんですが、「小」だけなら、「小専用」に並んだほうが絶対に早いです。
待っているのは男性だけだし、回転が速いから10人位並んでいても数分内に自分の番が来ます。
祝田橋交差点手前の公衆トイレなんて、小便専用が16基もあるんで、狙い目中の狙い目ですな。
それに、周りに対して「大じゃねえぞ、コラ?小だぞ、コラ?なめんなよ?」アピールもできるじゃないですか!ww
まあ、今だからそう言えますが、事前に下調べをしておかなかったので、どこにそんなトイレがあるのか全然わかりません。w
どこか適当なところですいているトイレに寄ろうと考えながら走ってました。
と、そんな時です。
僕の脳裏に、昨年の応援に来た時に言ってた嫁さんの言葉がふと浮かんできました。
「地下鉄の階段を猛スピードで駆け下りてきてトイレに入ったランナーがいたよ。」
・・・む?
・・・そうか、地下鉄の駅にはトイレがあるのか。
これは穴場かも!(-ω☆)キラリ
どこの駅にトイレがあるのかは、知りません。
が、去年と同じく嫁さんが待ってる◯◯駅にあるのは確実。
走りながら早速嫁さんにTEL。
駅のトイレをチェックしてもらったところ、「一つしかないけど空いてるよ~」とのこと。
すぐに案内してもらえるように、嫁さんを地下鉄出入口に配置して準備OK!
目標の◯◯駅まで行くと、おー、嫁いるいる。w
嫁さんの案内で、ダッシュで階段を駆け下りてトイレに向かう僕。
男性用トイレは、身障者用の完全に個室のタイプでした。
ところが。
ノーーーーーーン!
使用中じゃーーーーん!
天はわれを見放したかァーーッ!
が、しかし!
程なく水を流す音が聞こえ、ドアオープン。
現れたニイチャンを突き飛ばすように中に入り、放尿開始ッ。(ごめん、ニイチャン。)
早く済ませてレースに復帰したいんですが、よほど溜まっていたんでしょうなあ、なかなか途切れない。(笑)
かなりの時間をかけて膀胱をすっかりカラにしてトイレを飛び出し、階段を目指して走りつつも、「長かったけど大じゃねえぞ?小だぞ?間違えんなよ?」とあたりを睥睨するのは忘れません。w
こうして最小限のタイムロスで復帰出来ましたが、それでも時計を見ると3分経っていました。
そしてこの3分は、結局最後まで取り返すことができなかったのでした。
(つづく)
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