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2006.10.12

五開茂倉林道

快晴の三連休の中日、時間がとれたのでレイドに乗ってお出かけ。
特に行き先も決めずに、最近お気に入りの富士川沿いの道(県道10号線)を北に向かいます。
この道、空いていることが多いし、常に横に富士川が流れ、気分良く走れます。
途中からは国道52号と富士川を挟んで並行して走り、最終的には国道300号(本栖みち)にぶつかります。

IMG_9876

朝7時30分、快晴。
富士川町から見た富士山。
暑くもなく寒くもなくちょうど良い気温・・・この時点では。

この日は写真の通りものすごく天気が良く、暑くなりそうな予感があったので、結構薄着ででかけた(長袖Tシャツ+薄いジャケット)んですが、道が芝川町へ入るあたりから段々寒くなってきました。
やがて山梨県に入る頃にはガクブル状態。
耐えられないので何か着るものを買おうかと思ったのですが、時間はまだ朝の8時、店は開いてません。
コンビニで探してみましたが、半袖の肌着しか売ってないし。

むうう。このまま北上すれば気温はどんどん下がり、凍死するのは必至。引き返そうか、とまで考えましたが、お?そうだ!

カッパがあるじゃないか!

すかさずカッパを着込む私。
まだちょっと寒いけど、耐えられないほどじゃなくなりました。
日が高くなれば多少は気温も上がるだろうし、なんとかなりそう♪
しかし、カッパというのは風雨が入らないように密閉状態に作られているので、防寒具としてもそこそこイケますね。

さて、凍死の心配もなくなったので(笑)、地図を見て行く場所を探します。
で、「五開茂倉林道」へ行ってみることに。 Googleマップで見る

この林道、地図で見ると途中から「五開林道」が枝分かれし、その先にもいくつか林道があるらしい。
五開茂倉林道へは、国道52号から「十谷入口」という交差点を左折、県道407号へ入ります。
しばらく行くと、十谷温泉があり、「ここから林道五開茂倉線」という看板がありました。

IMG_9884 五開茂倉林道に入るとしばらくはこんな感じの道が続きます。
特に走りにくいわけではないですが、林間の日陰が無茶苦茶寒いのと、水たまりが多いのに閉口。
靴とズボンが汚れるので、雨の日に使うブーツカバーを履きました。

2~3km走ると、林道と五開林道の分岐点に着きます。
が!
五開林道はゲートで通行止。
ひーん。

IMG_9889

とりあえず記念写真。
上に着ている赤いのが防寒具代わりのカッパ。
膝から下の黒いのはブーツカバー。
寒いのでポケットに手を突っ込んでます。

五開林道はゲート封鎖でしたが、五開茂倉林道をそのまま走ります。
見通しのきかない山道をしばらく行くと・・・。

IMG_9891 IMG_9894

おお、正面に富士山がー。
ススキとわずかな冠雪が秋の雰囲気醸し出してますな。
目を転じると、遠くに甲府盆地が望めます。絶景。
いつの間にかだいぶ高いところまで登ってきたなあ。

道はやがて十谷峠へ。
この峠を境に、ここまでが鰍沢町、ここから先が早川町になりますが、五開茂倉林道も、ここまでが「県営林道 五開茂倉線」、ここから先の早川町側は「町営林道 五開茂倉線」と名前が微妙に変わります。
ま、県営でも町営でも、走れればどっちでもいいんですけど。(笑

IMG_0009
 秋の枯れ葉の舞う峠道を、レイドで疾走するオレ。うははは。

十谷峠で撮った、会心の一枚。
どうよ、この空の青さ。レタッチしたわけじゃないっすよ。
こういう写真は滅多に撮れるもんじゃありません。

十谷峠を下ると、県道37号(南アルプス街道)へぶつかります。
この道は走ったことがなかったので、南アルプスへ向かって北進します。

途中、こんな所に寄ってみました。(写真にマウスを乗せると・・)

山間の気持ちの良い道を快調に進み、奈良田温泉を過ぎたところで、アレ?通行止め?
なんか、ゲートの前におじさんが立って交通規制しています。
聞いてみたらなんと、ここから先は許可車しか通行できないという。
自然保護の為だとか。
さらに、ゲート手前から始まる「丸山林道」という道があったんですが、これも土砂崩れで通行止め。
結局、来た道を引き返す他はなく、渋々戻るはめに。
ガックリきて写真撮るの忘れたぜ。(笑

南アルプス街道を南へ下ると、道は二手に分かれ、東は身延町から本栖湖方面、西は雨畑湖から静岡県井川湖へ抜ける「井川雨畑林道」、さーてどうする、オレ。
しばし思案の後、向かったのは「井川雨畑林道」。
この道は、かつて静岡側から通ったことがありますが、今日は逆から行ってみようという魂胆。

IMG_0021 雨畑湖を眺めながら走ります。
乳白色に見えますね。
雨畑は 硯(すずり)の名産地で、硯屋さんがたくさんあります。

雨畑湖を過ぎ、快調に飛ばしていくと・・・。

IMG_0022

ノーーーーン!
この先通行止めだあ?

ココも通れないのか・・・。

が。
通行止めの看板が出ていても、実際に行ってみたら通れた、という経験は数多い。
こりゃ、行けるところまで行ってみるべ。
ということで、GO!

途中、サイクリングウェアを着た、自転車のアベックに遭遇。
目があったので、軽く頭を下げたら、向こうも返してくれた。
しかし、この林道を自転車で越えるつもりなのか!?
かなり距離&高低差があるけど・・・。

その後は、誰にも出会わず、一人ひたすら林道を行きます。
(林道といっても、井川雨畑林道は、ほとんど舗装路。)
山奥へ進んでいくと、驚いたことに、数キロごとにぽつんぽつんと集落が現れます。
せいぜい家が2~3軒集まっただけの集落ですが、見るとお年寄りが畑仕事をしたりしている。
うーん、この山奥深くの生活はさぞや大変だろうなあ、とつい余計なことを考えてしまう。
しかし、確かに不便ではあると思うけれど、それがイコール(精神的に)豊かではないとは誰にも言えないでしょうね。

最後の人家を過ぎ、少し進むと、ついに現れました!

IMG_0023

うう。にっくきゲート。
ゲート脇に隙間はありません。
もはやここまでか。

・・・ところが!

ゲートの数メートル手前に、脇道のようなものを発見!
そちらへ入ってみると、なんと、ゲートの向こう側への細い道が続いているじゃないですか。
明らかに、バイクが通るためのものですな。
しかーし!
ゲートの向こうへ出るためには、1メートルくらいの段差を降りなければなりません。この段差、垂直に近い角度。
降りるのはなんとかなりそうでしたが、私のテクではおそらく登るのはムリ。
降りてしまうと、その先が本当に通行不可能状態だった場合、もう戻れなくなってしまう!
登坂失敗→立ち往生→遭難→餓死→家族路頭に迷う
を一瞬のうちに計算し、この先へ進むのは止めました。

また引き返しか。。。南アルプス街道に続き、連敗。
ま、しかし、林道が通行止めということはよくあることなので、仕方ないですな。
引き返す途中、一台のオフロードバイクと出会いました。
この先の状況を説明してすぐに別れましたが、実に貴重な体験でした。

というのも、オフロードバイクに乗り始めて、すでに延べ何十時間も林道を走っているのに、バイクとすれ違ったのは、これが二度目。
言葉を交わしたのは、今回が最初のことだったのです。
かほど林道を走っているバイクというものは少ないのが現状です。
(私がマイナーな所ばかり行っているのか?)
今回も、前からバイクが走ってきた時は我が目を疑い、驚いてリアブレーキをロックさせてしまったほど。(笑
舞い上がっていたので、相手のバイクの車種を見る余裕もありませんでした。(HONDAのXR250っぽかったけど。)

彼と別れてしばらく行くと、今度は先ほどの自転車のアベックに再会。
バイクを止めて言葉を交わす。
ゲートがあるけれど自転車ならば問題ないこと、但しその先はどうなっているかわからないこと、行けたとしても井川湖まではだいぶ距離があることなどを話しました。
近くで見るとまだ20代と思われる若い男女で、話しをしてみると、大変気持ちの良いお二人でした。

雨畑湖まで戻り、そこから本栖湖方面向かい、途中で右折、朝通ってきた県道10号を経由して自宅へ。

IMG_0028 帰りがけに寄った「旧市川家住宅」
今から200年以上前に建てられたもの。
所有者のご厚意で、中も自由に見ることができます。(無料)

午後3時、自宅到着。走行距離 250km。

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